【弥富市立日の出小学校】これからよろしくね

 毎年10月に行う就学時健康診断は、5年生の児童が中心となって、次年度入学する児童を各検診会場に引率しています。この体験をとおして、5年生の児童はリーダーとしての自覚が育まれています。この就学時健康診断について書いた児童の作文を紹介したいと思います。

〇 来年の4月になって入学する時は、安心して学校生活が送れるように、遊んだり、声をかけてあげたりしたいなと思いました。次の5年生になる今の4年生の子には、「こうするといいよ」ということや、仲よく接するためにどうしたらよいかアドバイスをしてあげて、最初の心配を少しでも減らしてあげたいなと思います。

〇 就学時健康診断の前に、私は目標を決めて行動することにしました。その目標は、次の1年生の子に優しくすることです。校長先生が前から言っている「優しく 礼儀正しく 一生懸命」を目標にしました。守れたかなあと考えると、守れたと思います。優しく「おなかが痛いの?」と心配したり、「トイレに行く?」と、聞いたりしました。すると、楽しそうに答えてくれたので、ほっとしました。私が6年生になったときには、仲よく遊ぶことができたらいいなと思います。

 また、本校の教育活動の一つに、1年生から6年生までが一緒に活動する「なかよしタイム」があります。これは、毎週木曜日に行っていますが、高学年の児童が中心となって外遊びを楽しんだり、創作活動をしたりしています。この交流活動をとおして、相手を思いやる心やお兄さん・お姉さんへのあこがれの気持ちなどをもつ児童が多くなってきました。これからも、児童の心を育てる活動をしていきたいと思います。