【尾張旭市立本地原小学校】  生命の授業

画像1 画像1 画像2 画像2
 本校では、毎年、3学期に4年生で「生命の授業」を行っています。
 1月には、赤ちゃんとそのお母さんに来ていただく「赤ちゃん訪問」を行いました。自己紹介の後、グループごとに、赤ちゃんにほほ笑みかけたり、触ったりしました。赤ちゃんが笑うと、4年生も笑いました。だっこして泣き出すと、ちょっと困った笑顔になりました。赤ちゃんのお母さんからは、赤ちゃんが生まれるまでの話を聞いたり、赤ちゃんがおなかの中にいるときや、生まれた時の写真を見せてもらったりしました。今も成長する赤ちゃんを見ていると、とても幸せな気持ちになることや、今日ふれあった4年生のように大きく成長することが楽しみなことなどの話がありました。4年生は、「赤ちゃんの手が小さくて、僕の手が赤ちゃんの手の何個分もあるのが興味深かったです」「僕は男で赤ちゃんは産めないから、生むのがどれだけ大変かは分からないけれど、すごいなあと思いました」「赤ちゃんはお母さんにとって宝物だと思いました」などと感想を発表していました。
 2月には、助産師さんを講師に、赤ちゃんが生まれるまでの学習をしました。これまで行ってきた学習や「赤ちゃん訪問」を思い出しながら、命の大切さについて考える機会になったと思います。妊婦体験では、代表の子がおなかにおもりをつけて寝たり立ち上がったりして、お母さんの大変さを感じました。産道体験では、代表の子が暗くて狭いところから生まれる様子を再現しました。見ている子供たちにも大変さや喜びが伝わったようです。
 4年生は、これらの授業や「2分の1成人式」を通して、これまで成長してきた過程を振り返り、これからの自分の生き方を考えました。命を守り、つないでいくことの大切さとすばらしさを考えることができたと思っています。