【蒲郡市立三谷小学校】インターネットを楽しく安心して利用するために

 子供たちのインターネット、特にスマートフォンなどを使用できる状況が増えてきている。6年生の子供たちの実態を確かめると、自分専用のものを持っている子もいれば、家族のものだけれど、使用できる環境にある子も多いことが分かった。中には無料の通信アプリを使って、同学年の友達とグループを作って会話している子もいる。子供たちに尋ねてみると、使用している子は、「連絡がし合えて便利」と思っており、使用していない子も「使いたい」と考えていて、利便性を感じているだけの子が多いのが現状である。そこで、危険性や違反行為等、使い方に気をつけるべきことも知ってほしいと思い授業を行った。
 授業後の感想の中には、「インターネットは、今まで便利だとしか思っていなかったけど、意外に恐ろしいこともあるもんだなと思いました」「自分もインターネットを使っているけれど、そういう恐ろしいことが起こると、本当に怖いなと思いました」「何か分からないことがあったら、必ず家の人に聞きたいと思います。それから、親との約束もしっかり守りたいです」「ぼくは、この授業でインターネットの怖さを知ることができました。おもしろそうとか、楽しそうと思っただけでインターネットを使ったりせずに、冷静に考えてやろうと思います。無料通信アプリやメールなどで相手の気持ちを考えて誰かを傷つけないように気をつけたいです」「インターネットを使うときは、色々なマナー・ルールがあることを初めて知りました。今は、スマートフォンとかを持っていないけれど、これからお母さんに借りるときや自分で持つようになったとき、これらのマナーやルールを守って使いたいと思います」等、自分のインターネットの環境について、具体的にふり返ることができた。
 今後、ますます使用頻度が高まるであろうインターネット。自分の言動に責任をもって使用すること、相手の気持ちを考え配慮できるようにすること等を意識させたいと考えている。