【岡崎市立美合小学校】夢を育む「夢プロジェクト」

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 本校では、「夢プロジェクト」という行事を、年2回行っている。様々な分野で活躍している方を招き、話を聞いたり、実際に技を見せていただいたりし、その中で、子供たちに「夢をもつことの楽しさや大切さ」を育もうという取組である。
 この行事は、10年以上続けられており、近年だけをみても、竹島水族館の副館長さんによる「飼育員の仕事や魚たちの不思議な生態」につていの話、愛知県警音楽隊の演奏、分子科学研究所名誉教授である木村克美さんによる「−200度の世界の実験」と多方面にわたっている。
 子供たちは、この「夢プロジェクト」をとても楽しみにしており、世界大会5位と11位の実績をもつ岡崎出身のタップダンサーである舞音&響さん、日本や世界で幅広く活動しているイリュージョニストであるトシキさんを招いた今年度の2回も、大いに盛り上がった。
 今年度、招いたトシキさんのショーの中では、「マレーシアで出会った女の子が『雪を見たことがない』と言うので、何とか雪を見せたいと思ってマジックを考え練習した」という、手の中から次々に粉雪のような紙吹雪が舞うマジックも披露された。子供たちは「夢プロジェクト」が終わると、講演者の方に手紙を書きながら自分の夢と向き合う時間をもつ。
 本校の子供たちには、「○○になりたい」と確かな夢をもつ子が多くいる。夢を現実のものとしたプロの方々を間近に見て、五感で感じる経験を重ねることが、子供たちに「夢をもち力強く生きようとする心」を育んでいる。