【みよし市立三吉小学校】スマートフォンを使う時には・・・

 本校では、スマートフォンの使用率が今後高まるであろう4年生を対象に、インターネットへの書き込みについての情報モラル学習を行った。スマートフォンを利用する利便性を確認した後、利用する際のルールやマナーについて考え、周囲の人を思いやり、配慮することの大切さに気付くことをねらいとした学習を行った。
 インターネット掲示板への書き込みを疑似体験することで、本名を出さなくてもコメントができること、本名が出ないがゆえに、ふだんの会話では言わないような言葉を安易に使ってしまうことなどに気付くことができた。疑似体験後には、ICT支援員の方から、「画面上には名前は出ていなくとも、個人を特定することはできること」「自分がSNSなどに載せた画像やコメントは、自分のスマートフォンから削除できても、インターネット上に残り続ける可能性があること」などの話をしていただき、利用する際の危険性や注意点について考えた。児童の中には、SNSやオンラインゲームを利用している子もおり、危険性を知り驚いている様子だった。学習後の感想には、「家の人に、いいよと言ってもらって動画を載せていたけれど、知らない人も見ているかと思うと怖くなった。これからは、よく考えてやりたいと思う」「今は、スマートフォンを使ってないけど、これから使うことになると思うので、友達にコメントや画像を送る時には気を付けたい」など、今回の学習をこれからの生活に生かそうとする様子がうかがえた。
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