【豊田市立中金小学校】 福祉実践教室「耳が聞こえない障がいを知ろう」

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 本校では、6年生が障がいを理解するための体験活動に取り組んできたが、今年度は、人権週間の取組の一環として、福祉委員会が中心になって全校で活動した。会全体は、全校活動とし、実践活動は、聴覚障がい者2名を講師に招き、1〜3年と4〜6年の2チームに分かれて行った。耳が聞こえない人のコミュニケーション手段である身振り、空文字、口話、筆談、手話・指文字があることを聞いた。そして、それぞれの方法をゲームやクイズなどで楽しく体験することで、意思疎通ができる喜びを味わうことができた。
 
 私は、手話ができないので、耳が聞こえない人と話すことができないと思っていました。でも、手話だけでなく、身振りや空文字、筆談で話すことができることがわかりました。それに、口を大きく開けて、ゆっくり話せば、口の動きでだいたいわかると聞いて、びっくりしました。口の動きだけではわかりにくい言葉もあるので、簡単な身振りを付けるとわかりやすくなるそうです。私も身振りを付けて、わかりやすくしたいと思います。講師の磯谷さんは、ずっと笑顔で楽しそうに教えてくれたので、私達もとても楽しく学ぶことができました。事前学習で「障がいは不便だけれど、不幸ではない」と教えてもらいましたが、磯谷さんたちと会って、そのことがよくわかりました。障がいがあっても、人の助けや生活の工夫で幸せに暮らせるので、私も人のことを考えて、みんなが幸せになれるようにしていきたいです。(6年生の日記から)