【刈谷市立富士松東小学校】受け継がれる思い「和太鼓演奏・ばち引き継ぎ会」

 本校では、2000年に創立20周年を記念して、和太鼓演奏が始まりました。以来18年間、5年生が約40人のチームに分かれて演奏する取組を続けています。今年度も5年生が真剣に練習し、11月に開催された「富東っ子音楽会」で立派な演奏をしました。
 子供たちの振り返り日記には、「一打に思いを込める大切さがよく分かりました」「放課にも苦手な所を聞き合って、教え合いました」「笛を吹ききった後、くらくらしたけれど、がんばっていたら心が強くなりました」との感想がありました。
 一緒にがんばったみんなへのメッセージ欄には、「心を一つにして演奏できたね」「このメンバーで演奏するのは最後だけれど、他のこともこれから一緒にできるといいです」「みんなとたたけて楽しかったよ。この思いをつなげるために4年生に教えてあげよう」と書かれていました。みんなで取り組むことの難しさを感じるとともに、みんなで成し遂げる喜びを得たようです。和太鼓演奏を通して一人一人の心の成長が感じられ、うれしくなりました。
 12月に行われた「ばち引き継ぎ会」では、5年生が4年生に和太鼓のたたき方や衣装の着用の仕方等を教えました。揃いの衣装は、始まった当時の保護者の皆さんの手作りです。18年間大切に着用させていただいています。会の最後に、5年生代表が4年生代表にばちを渡し、「一打入魂。お互いの音を聞き合わなければ音は揃わず響き合わない。心を一つにして音を合わせ、ぼくたちに負けない演奏をしてほしいです」との思いを伝えました。毎年、このようにして「太鼓のばち」とともに、思いは引き継がれてきました。太鼓の音に乗って、心と心が響き合う伝統行事「和太鼓演奏」。今後も大切にしたいです。