【豊橋市立西郷小学校】私たちの学校は私たちがきれいに

 本校は、特産の次郎柿の果樹園に囲まれたみどり豊かな、全校112名の学校です。児童の数も多くないので、日頃の掃除の時間では、外庭掃除まで手が回らないのが現状です。
 そこで、月に1度、「私たちの使う学校は、私たちがきれいにしよう」と4、5、6年生のグリーン委員会の子が、朝礼台の前に掃除道具を用意し、1年生から6年生で構成された「なかよし班」で外庭の掃除をしています。朝の活動の時間に、「今からクリーンタイムを始めます」と、グリーン委員会の子のあいさつが聞こえます。高学年が考えたそれぞれの掃除場所へ道具を運び、各班で活動します。
 春は、大クスノキの落ち葉集め。夏は、草取り。秋は、イチョウやサクラの落ち葉拾い。毎回やることはたくさんありますが、上の学年の子が下の学年の子に仕事を優しく教えています。今まで自分たちが優しく教えてもらってきたことだからこそ、優しく教えてあげられるのだと思います。クリーンタイムの活動をつないでいくことで、心もつながっていくのだと感じられます。
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