【豊明市立沓掛中学校】朝の「瞑想の時間」の取組について

 沓掛中学校では、始業の8時20分から「瞑想の時間」を取り入れています。各学級では、チャイムが鳴った後に、姿勢を正し、目を閉じて放送が流れるのを待ちます。原稿を読む担当の生徒は事前に決めておき、毎日放送室から教員が作成した原稿を読みます。
 「瞑想の時間」を取り入れている目的は、落ち着いた雰囲気、精神状態で1日をスタートさせるためです。BGMは心が和むものとし、原稿を読む生徒は、穏やかにゆっくりと話すように心掛けています。話の内容は様々で、歴史上の人物、偉人、現在の学校の様子、社会情勢、災害のことなど多岐にわたります。生徒からは、「瞑想の話が楽しみです」「瞑想で出てきた話を家の人からも聞いたことがあります」「放送をしてくれている人の声を聴いていると心が落ち着いてきます」などの感想がありました。教員からは、「瞑想のおかげで1日が落ち着いてスタートできる」「連絡事項や朝のSTがスムーズに行える」などの意見が挙がっています。
 甲子園で活躍し、大阪桐蔭高校の春夏連覇に大きく貢献した、根尾昂選手についての話を聞いた後には、清掃活動や学習により一層力を入れて励む生徒の姿が見られました。「僕も将来は根尾選手みたいに活躍したい。そのために毎日野球を頑張っている。だけど、ふだんの生活や学習を比べてみたら、自分は全然だめ。ふだんの過ごし方から変えたい」このように真剣に話をする生徒の姿を見て、日頃から継続的に瞑想を行っていることが、自然と生徒の内面を変化させ、道徳的実践力を高めていたことにとても驚きました。
 今後も、1日を落ち着いてスタートさせること以外にも、生徒の心に響いたり、共感してもらえたりするような内容を精選しながら、継続的に実施していきます。