【豊川市立御油小学校】 ペア交流を通して

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 本校では、異学年との交流を通して、思いやりをもって接することの大切さを学ぶことや、ゲームや遊びを通して、コミュニケーションの能力を高めることをねらいとして、月に1回程度、異学年と交流する時間を設けている。
 水曜日の昼休みを、「ふれあいタイム」として、1・6年生、2・4年生、3・5年生がペアとなり、交流委員会の考えたゲームを全校で行っている。本校では、この活動を、「ペア交流」と呼んでいる。
 10月に行われた「ペア交流」では、「校内に隠されたミッションをクリアしよう」と題して、二人で協力してミッションをクリアすることを楽しんだ。音楽室では「校歌を元気よく歌おう」というミッションがあり、二人で校歌を歌う姿が見られたり、体育館では「フープで縄跳びのように10回跳ぼう」というミッションに対して、二人で励まし合いながら跳んでいる姿が見られたりした。また、移動の際には上の学年の児童が、下の学年の児童の手を引いて歩く姿や、ミッションがクリアできたときには、手を取り合って喜ぶ姿が見られた。
 この活動を通して、年下の子に対して優しくできる児童や、笑顔で「ありがとう」と言える子が増えている。思いやりの心や感謝の気持ちを育てる活動になっている。