【瀬戸市立深川小学校】 情報モラル教育

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 4年生児童に、インターネットに関するアンケートを行ったところ、30パーセントの児童が、家でインターネット接続をよく行い、その内の20パーセントが、自分のスマートフォンを持っている、と答えました。後日、児童に、「自分のスマートフォンが欲しいと思いますか?」と聞くと、ほとんどの児童が、「ほしい!」と答えました。
 今回、情報モラルの実践を行うにあたり、「スマートフォンを使うということ」という資料を使用しました。スマートフォンを欲しがった子供に、ルールを決めて買い与える保護者。はじめは、使用時間などのルールを守っていたけれど、次第にスマートフォンで連絡をとることやゲームが止められなくなってしまい、手放すと不安になる主人公。最後には、スマートフォンがないと不安になる自分に気付き、どうすればよいのか分からなくなってしまうという展開です。
 児童には、「どうしてルールが守れなくなってしまったのか」「どのタイミングで、どうすればこのようにならなかったのか」などを問いました。「寝る前には、お母さんに預ければよい」「ルールをもっと細かく決めておけばよかった」「病院に行って治療を受けるべきだ」など、様々な意見が出ました。
 スマートフォンは、現代社会には欠かせないものです。きっと児童が大人になる10年後には、今よりも、もっとインターネットに頼った社会になっていることでしょう。スマートフォンを手にするときがきたときに、便利さの裏に潜んでいる危険を知った上で、上手に付き合ってほしいと思います。