【長久手市立南小学校】 心がほっと温かくなる出来事

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 本校では、各学期に、生活安全委員会の児童や児童会役員が「あいさつ隊」の主体となって、「朝のあいさつ運動」を行っています。あいさつ隊が、黄色のたすきをかけて、通路両脇に立って登校してきた児童に、「おはようございます」と呼び掛けます。それがこだまのように広がって、笑顔と明るい花が咲くような、温かな雰囲気に包まれます。
 生活安全委員会の児童が、「だれにでも、あいさつができるようになったし、笑顔を返してくれる人たちが増えてきたから、心の距離が縮まった感じがしました」とにこやかに話してくれました。
 登下校のときに、防犯ボランティアの見守り隊の方や、保護者の方にも通学路に立っていただいたり、校門まで一緒に歩いていただいたりして、安全に登下校できるように見守っていただいています。「今日も頑張ってね」「あいさつの声が大きくて、元気だね」などと、励ましになる言葉にも支えられています。
 また、3年生では、「あいさつ運動」があった翌週に、「あいさつ名人」という教材で、道徳科の授業を行いました。「本当のあいさつ名人は、どんな人」について、みんなで話し合いました。「あいさつ運動」のときのことを想起しながら、「にっこり笑ってあいさつできる人」「大きな声であいさつできる人」などと、多くの意見が出されました。主人公の思いと自分を重ね合わせた児童から、「あいさつは、気持ちが伝わるから、相手の立場のことを考えてあいさつできる人が、あいさつ名人だと思います」と考えを深めるような発言がありました。この授業が契機となって、さわやかなあいさつに対しての意識を高めることができました。