【刈谷市立富士松北小学校】保護者が学ぶ「スマホ教室」

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 高学年の保護者から、「子供が、スマートフォンを欲しがって困っている」「子供とのルール作りについて知りたい」などの強い要望がありました。そこで、本校では、保護者とともに情報モラル教育に取り組んでいます。今年度も、昨年度に引き続き、2学期に、PTA主催「社会学級」の一つとして、保護者対象の「スマートフォン教室」を開催しました。
 今年度は、「知っておこう!考えよう!家庭で防げるネットトラブル」というテーマで、講師を招いて開催しました。
 子供たちを被害者にも加害者にもさせないために、以下のような、インターネット上の様々なトラブルについて教えていただきました。
○悪ふざけによる画像投稿によって、多額の損害賠償が発生すること
○一度、インターネットにあげた画像は、完全には削除できないこと
○画像をあげたことによって、場所等が特定され、新たな被害にあうこと
 また、子供とのスマートフォンやSNSの利用に関するルール作りについても、分かりやすい説明がありました。そのポイントとしては、次の四つでした。
1.親子で納得ができる内容にすること
2.子供が守ることができる具体的なルール作りをすること
3.守れなかったらどうするか決めること
4.子供にルールをまとめさせること
 どれも具体的で分かりやすく、大変参考になる話をたくさん聞くことができました。この後、3学期には、高学年児童を対象にした「情報モラルに関する学習会」を行い、スマートフォンの安心・安全な使用について、学校・家庭・子供が、共通認識を更に深められるようにしていく予定です。 

〈参加された保護者の感想〉
・親が考えている以上に、子供を取り巻くインターネット環境は進んでいて、想像を超えているようです。スマートフォンがあって当たり前の子供とどう向き合うかが課題です。「分からない」で済ませないように、今日のことを機会に、子供と話し合えたらと思います。
・便利だけれど、とても危険なことがあることを知りました。子供に持たせるときは、きちんとルールを作って持たせたいと思います。ぜひ、子供対象の「スマートフォン教室」も実施してほしいです。