【豊橋市立大崎小学校】地域の方たちとともに〜伝統の米作り 野菜作りを通して〜

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 本校は、38年間絶えることなく米作りを続けている。その米づくりは、地域の方から借りた田んぼで、「苗育て」「田植」「草取り」「鳥よけのテグス張り」「かかし作り」等を地域の方々とともに行っている。5、6年生の活動であるが、初めて田植を体験する5年生は、裸足で泥の感触を味わい、稲刈りでは、鎌を使って一株ずつ刈る手作業を通して収穫の大変さを感じていた。いつも何げなく自分が食べているものが、いろいろな人の手を借りて自分の口に入っているんだと気づき、感謝の心が育っている。
 学校の畑では、季節に合わせて「キャベツ」「ダイコン」「ジャガイモ」等を地域教育ボランティアの指導・支援によって栽培している。苗を植えることから始まり、肥料散布や草取り、収穫に至るまで大変お世話になることが多い。
 2年の生活科では、収穫した大根を使った「大崎たくあん」づくりを、地域教育ボランティアから教えていただいている。秘伝の仕込み方をともに学びながら交流を重ね、子供たちは、ふるさと大崎の一員であると実感している。今後とも続けていきたい活動である。