【尾張旭市立三郷小学校】親子ケータイ安全教室

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 本校では、学校公開(土曜日に行う授業参観)の際、外部の講師を招いて、「親子ケータイ安全教室」を行っています。例年は、6年生とその保護者のみの参加でした。しかし、5年生に携帯電話やインターネットの使用状況を聞いたところ、3割以上の児童が携帯電話を所持しており、携帯電話やコンピュータなどで、インターネットを使用できる環境があると答えた児童は8割以上、その中の半数以上が、ゲームなどで友達以外の他人と関わったことがあると答えています。また、動画をインターネット上にアップしたことがあると答えた児童も数名いました。このような状況を踏まえ、早い段階で正しい知識を身に付ける必要があると考え、今年度は、5・6年生とその保護者を対象に行いました。
 講師の方には、インターネットへの書き込みは、だれに見られているか分からないので、情報の流出に注意することや、友達の悪口等を書き込むと、人間関係の悪化を招くので、きちんと書き込む際のマナーを守ることなど、インターネットのよさ、便利さだけでなく、使い方を間違えると大変なことになる怖さや、そうならないための正しい使い方などを、実例を交えお話しいただきました。日常生活の中で、友達同士の電話やメールのやりとりだけでなく、インターネットを巡る友達とのトラブルを経験している児童もいるので、人ごとではなく、自分のこととして真剣に話を聞くことができました。児童からは、「悪意のある他人が見ている可能性があるので、インターネットへの書き込みは、気をつけたい」という感想が聞かれました。
 便利さに身をゆだねてしまうだけでなく、正しい知識をもとに、携帯電話を上手に利用していってほしいと思います。