【大治町立大治小学校】「自己の生き方」について考える

 本校では、学校全体で「互いを認め合い、学び合える児童の育成」というテーマを設け、道徳の研究をすすめるとともに、愛知県からキャリアスクールプロジェクトの委嘱を受け、学年に応じたキャリア教育に取り組んでいます。
 道徳とキャリア教育の指導内容を効果的に関連させることで、互いを認め合い、学び合える児童の育成の実現を図り、「自己の生き方」について考えを深め、自己実現を図ろうとする態度を養っていきたいと考えています。
 5月に、子供たちの働くことに対する関心・意欲を高めるために、職業講話を4〜6年生を対象に実施しました。講師は、新聞販売店、専業農家、大治太鼓尾張一座の方です。事前に、ワークシートに将来の夢や希望を書いたり、3人の仕事の喜びや苦労を予想したりした後に、講話を聞きました。講話後に子供たちは、「仕事の難しさを知った」「知らないことばかりだった」「仕事の楽しさがわかった」などの感想をもちました。仕事や働くことについて考えを深めるよい機会となりました。
 7月には、3年生が大治町農業振興会等の講師6名の指導のもと、校舎裏の畑で農業体験をしました。
 初めに体育館で、農業の楽しさや苦労について話を聞きました。その後、裏の畑に移動して、全員がチンゲンサイ・にんじん・黒豆・モロヘイヤの種を楽しく植えました。各学級で畑の名前も話合いで決めて、ネームプレートも立てました。子供たちは自分たちが植えた野菜が大きくなり、収穫できるのをとても楽しみにしています。

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