【碧南市立日進小学校】本当の友達になるために〜メールの返信〜

 「メールの返信(明るい心6年)」という読み物教材で実践を行いました。この教材の主人公は、家族と携帯電話の使い方のルールを決め、それを守っている「ユミ」です。ユミは、友達のナナに「夜9時以降にはメールができない」というルールを伝えていたのに、自分の都合で夜遅くにメールを送ってきたナナに「私たち親友だよね?ユミちゃん冷たくない?」と責められてしまいます。ユミとナナの言動を通して、本当の友達になるために大切なことについて考えました。
 子供たちは、「お互いに相手のことを考えることが大切」「相手の気持ちや約束を理解することが大切だと思った」「仲がよくても、思いやりや気遣いが必要」と、相手のことを思いやる大切さに気付くことができました。「相手のことを思いやる」ということは、直接の関わり合いでも、インターネットを使ってコミュニケーションをとる上でも、大切にしなければならないことの一つです。子供たちがマナーを守って情報機器を活用できるように、様々な場でコミュニケーションについて考える機会を設けていきたいと思います。
 また、本校では昨年度2月に、5・6年児童と保護者向けに「スマホ教室」を催しました。友達とのSNS上でのトラブルの事例に加えて、個人情報流出の怖さや健康被害について知ることができました。スマートフォン等を利用する上で注意するべきことを伝えることで、子供たちが安全に情報機器を使えるようにしていきたいと考えています。

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