【みよし市立三好丘中学校】自分の大切さとともに他の人の大切さを認める丘中生

 本校では、「自分の大切さとともに他の人の大切さを認める」をテーマに、心の教育である人権教育に力を入れ、様々な活動を行っています。夏休みには、三好丘中学校区の小学校二校から、六年生が部活動体験に来ました。(小中連携部活動交流)活動を通して、相互理解を深め、思いやりの心を育むことをねらいとしています。「今まで以上にスポーツが楽しいと思ってもらえるように、元気よく笑顔でやろう」「分かりやすく丁寧に教えよう」など、それぞれが思いやりをもって交流しました。中学生にとっては、相手のことを考えて、分かりやすく優しく伝えるということの難しさと同時に、伝わったときのうれしさや、共感することの楽しさ、大切さを実感する機会となり、心温まる時間を過ごすことができました。

 交流活動を振り返った生徒の言葉を紹介します。
・小学生の子たちは、僕たちが声を出すと一緒に声を出してくれたので、伝えるだけじゃなくて、行動で見せて一緒に活動することが大切なんだと感じました。一体感を出すことができたときは本当にうれしかったです。(野球部主将)
・六年生のみんなに楽しんで卓球を体験してもらうために、元気なあいさつや笑顔を忘れずに活動しました。卓球部全員で迎えることで、団結につながりました。来年、一緒に卓球ができればいいなと思いました。(女子卓球部主将)

 部活動交流の他にも、「にこにこタイム」と称して、コミュニケーションスキルを高めるペア活動を行ったり、「丘中一短い手紙」という人権委員企画のメッセージ交換を行ったりしています。どの活動も、相手のことを考え、思いやりをもって生活することをねらいとしています。これらの活動を地域にも広げ、地域全体で笑顔があふれる街を目指していきます。

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