【弥富市立弥生小学校】 親子スマホ安全教室

 スマートフォンやタブレットに関するアンケートを、6年生に実施したところ、約3割にあたる児童が個人所有のスマートフォンやタブレットを日常から使用していることが分かりました。中にはスマートフォンやタブレットを使用するにあたって、家庭内でルールがないと答えた児童もいました。
 今、インターネットを介しての事件が多発する中、子供たちが加害者や被害者になる恐れがあります。そこで、6年生とその保護者を対象に「親子スマホ安全教室」を行いました。
 事前学習として、スマートフォンやタブレットのメリットやデメリットについて考えました。さらには「親子スマホ安全教室」で学びたいことをまとめました。児童は「スマートフォンは、いつどこでも友達とつながれることがメリットです」「SNSで犯罪に巻き込まれたり、個人情報が漏れたりすることがデメリットです」「個人情報がもれてしまったときは、どうすればいいか知りたい」等の意見を発表したり、話し合ったりしました。
 「親子スマホ安全教室」では、インターネットを介した事件を例に挙げ、インターネットの怖さやデメリットについて学習しました。児童はなりすましや児童ポルノ、いじめなどの事件を知り、「いつも何げなく使っていたけれ、どちょっと怖くなった」「怖さやデメリットはよく分かったけれど、ないと困るからどうしたらいいか分からない」といった意見を交わしました。その後、親子で話し合って「我が家のスマホ10か条」を作成し、自分を危険から守るためのルールを考えました。
 「親子スマホ安全教室」の最後に、講師から「スマートフォンやタブレットを使わないということではなく、上手にスマートフォンやタブレットを使っていくことが大事だ」と教えてもらいました。
 子供たちは、スマートフォンやタブレットのメリットやデメリットを知った上で、使っていくことが大事だと学ぶことができました。

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