【刈谷市立双葉小学校】まじめに、なかよく、がんばろうとする子の育成

 本校では、「まじめに なかよく がんばろう」と校訓を定め、「まじめに」:目の前の現実をよく見る子、「なかよく」:違う考えから学ぼうとする子、「がんばろう」:心を込めて、粘り強く取り組む子の育成を目指しています。
 今年度は、特に「なかよく」の心を育むことに重点を置き、異学年交流活動を実施しています。1・6年生、2・4年生、3・5年生がペアになり、一年間を通して様々な活動を一緒に行っています。
 5月には、1年生と6年生が一緒に遠足に行きました。遠足の前には、休み時間を使って、みんなが楽しめるレクリエーションを考えたり、班のマークが書かれたワッペンや旗を作ったりするなど、6年生の実行委員の子供たちを中心に企画、運営をしました。
 目的地の公園では、6年生が1年生をリードして仲よく遊ぶ姿が見られました。クイズラリーでは、1年生にしか解けない問題もあり、6年生と1年生で相談をして、力を合わせて問題を解き進めることでペアの仲を深めることができました。6年生にとっては1年生の子の手本になることで自己有用感を高めることができ、1年生の子にとっては6年生の姿をお手本にして、「自分もこんな6年生になりたい」という思いをもたせることができる活動になりました。
 遠足後には、6年生の代表が「自分の成長のためにも、1年生の成長のためにも、みんなで協力して、これからも仲よく過ごしていきたいです」と、学んだことを全校に発表しました。異学年との交流を通して、戸惑ったこと、うれしかったことなどを糧に、子供たちが成長していくことを願い、今後も異学年の仲が深まるような取組を継続していこうと思います。

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