【岡崎市立葵中学校】 伊賀川プロジェクト

 伊賀川プロジェクトは、今まで、「伊賀川清掃」という名前で行われており、葵中学校が開校したときからずっと続いている伝統行事です。最初のころは、家畜用の飼料として草を刈り取っていました。伊賀川沿い1.5キロの土手を、学級ごとに当時の全校生徒1300人が汗をかいて作業していました。そのような取組から、平成4年度には市教育文化賞、平成12年度には、環境保全功労知事賞、愛知県知事賞の表彰を受けました。土手の清掃は、平成25年度まで続けられ、各学級で清掃場所を区切り、草刈りを行っていました。平成24年度には、生徒市議会で「愛される川、伊賀川に」というテーマのもと、伊賀川を彩る活動として、「彼岸花プロジェクト」を始めました。伊賀川の土手に、たくさんの彼岸花の球根を植え、秋にはきれいな花を咲かせました。しかしながら、河川改修工事のため、伊賀川の堤防の草刈りが行えなくなりました。
 そこで、平成26年度から各学区の地域や伊賀川などを学年ごとに分担して清掃活動を続けることとなりました。昨年度は、年間を通して伊賀川や学区をきれいにするために、3学年の活動時期をずらして活動を行いました。今年度は、更に全校生徒が伊賀川へ足を運び、活動を行っています。
 これからも葵中生、一人一人が伝統を受け継ぐという意識をもって取り組んでいきます。