【豊川市立音羽中学校】命のリレーを学ぶ

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 本校では、毎年3年生が、赤ちゃんとのふれあい体験をしています。地域の乳幼児をもつ御家庭の協力のもと、一人一人が赤ちゃんを抱っこしたり、手を握ったり、おむつを替えたり、貴重な経験をしています。事前に人形で抱っこの練習をしますが、実際に抱いてみると、緊張した面持ちの生徒も多く、「かわいいと思っていたけど、抱っこしたら落とさないかという不安でいっぱいだったので、赤ちゃんの顔はあまり見られませんでした」と体験を振り返っていました。
 また、赤ちゃんとふれあうだけでなく、お母さん方に、子育てに関する質問をしたり、授業で調べた自分の幼少期の様子を踏まえながらインタビューしたりしています。自分が育ててもらったありがたみや、命を守り、育てることの大変さに気付き、真剣な表情でお母さん方の話を、時間いっぱいまで聞いていました。
 小さな命を目の前にして、生命の尊さや重みをしっかりと感じ、今後、命を育てていくことが楽しみになる、そんな命のリレーを学ぶ機会となりました。