【愛西市立佐織西中学校】笑顔の力

 本校では、毎年1年生が、佐織特別支援学校との交流活動に取り組んでいます。西中生徒と支援学校生徒がペアを組み、1年間の様々な活動に共に取り組みます。
 6月に特別支援学校を訪問し、「ペアづくり交流」を行います。事前に交換する自己紹介カードの写真を頼りにペアの友達を探し、一緒に魚釣りゲームやボール投げをしたり、ダンスを踊ったりしました。
 11月に「ふれあい交流」として、特別支援学校のみなさんを佐織西中学校に招いて、交流会を行います。この日のために9月から計画・準備を進め、自作のゲームでペアの友達をもてなします。
 2月に「お別れ交流」を行います。西中生は、感謝の気持ちを学年合唱で伝えます。また、ありがとうの気持ちを込めて作成したプレゼントとメッセージカードを交換して、1年間の交流活動を終えます。
 相手の立場に立って物事を考え、「今、ペアの友達は何をしてほしいのだろうか」を想像しよう、ということを目標として交流活動を行います。突然大きな声を出したり、走り出したり、反対に全く話せなかったり、動かなかったりする様子に、はじめは驚き、困惑するばかりの生徒たちです。しかし、ペアの友達に根気強く話かけ、支援学校の先生に相談するなどして「なぜ大きな声を出すのかな」「どうして走り出してしまうのかな」と、とにかくペアの友達のことを知ろうと努めました。次第にペアの友達が心を開き、笑顔を見せてくれるようになります。生徒たちは、たとえ言葉でコミュニケーションが取れなくても、友達の笑顔一つで自分もうれしい気持ちになるということを知ることができました。交流活動を通して、相手の笑顔を引き出すためには相手のことを知り、相手の気持ちを考えて行動することの大切さを学びました。
 今年度の1年生もまた、ペアの友達との交流に奮闘しています。