【岡崎市立翔南中学校】よりよい人間関係づくり 〜ハートフル週間を通して〜

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 本校では、保健委員会が中心となって、「ハートフル週間」を設定し、よりよい人間関係づくりに努めている。昨年度は、6月、10月、2月と1年に3回、本年度は、現段階で6月に1回実施した。主な活動として、学級の仲間のよいところを見つけ、全員にいき渡るようにメッセージカードを書き、それを回収し、振り分け、個人個人に届けている。メッセージカードの多くは、「元気がなかったときに励ましてくれた」「わからないことを丁寧に教えてくれた」「配付物を配ってくれた」「教室移動の際に机上に置いてあったものを椅子の上に置いてくれた」など、日常の何げないことに目を向ける生徒が多く、表面的に目立つことではないことを認め合う様子が数多くあった。
 「ハートフル週間」を終えての感想では、「心が温まった」「みんなからのカードをもらって、すごくよい気持ちになることができた」「いつもは気付けない自分のよいところや他人のよいところをたくさん見つけることができた」「ハートフル週間でなくても、友達のよいところを見つけたい」など、多くの前向きな感想が書かれていた。生徒は、仲間からよい行動と評価されることにより、学校生活への安心感、居心地のよさ、自己肯定感などを高めることができた。また、「他のクラスの子にもメッセージを書きたい」など、視野を広げた意見もあり、今後の活動に反映させていけたらと考えている。
 今後も、自分や他人のよいところを認め、思いやりや優しい気持ちをもって生活をしていって欲しいと願う。