【豊田市立平井小学校】地域や保護者ボランティアと連携した活動

 学校の北側に岩本川という小さな川がある。この矢作川の小さな支流は昔、蛍が見られるような清流だった。地域では、子供たちに安全で豊かな川を残そうという思いから、有志の方々が創遊会を立ち上げた。本校では、その創遊会や保護者ボランティアの協力の下、岩本川での体験活動を行っている。
 今年度も矢作川研究所職員や創遊会会員、保護者ボランティアに協力いただいて、2年生の児童が生活科の授業を行っている。思い思いに網を入れて魚などの水生生物を捕まえる。「何か捕れた。博士、これ何?」と子供たちのいきいきとした声が響き渡る。すると、そこに仲間や研究所職員、創遊会、ボランティアの方が集まり、「何?何?」と会話が弾む。  
 地域の自然や人々と接する機会が減ってきた現在。だからこそ、今後も学校の授業を通して触れ合い、関わり合うことで郷土を思う気持ちを深めていきたい。

画像1 画像1