【扶桑町立扶桑中学校】相手満足のマナー習得

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 扶桑中学校では、毎年2年生が、夏休みに職場体験学習を行っている。職場体験を通して、望ましい勤労観・職業観を育てるとともに、将来の進路選択の参考にさせている。また、社会で必要なマナーを身につける上でも、大切な活動と捉えている。
 そこで、事前学習のひとつとして講師を招いて「マナー講座」を開催した。第一印象はほんの数秒で決まってしまい、その決め手は身だしなみであることを知り、生徒たちは大変驚いていた。また、身だしなみとは、自分が満足するためでなく、相手が満足できることが大切であることを学んだ。研修では講義を聴くだけでなく、お辞儀の仕方、姿勢、手の挙げ方など、実技を交えて研修することができた。
 生徒が書いた礼状には、「今までこれでよいと思っていたことでも、相手に与える印象が違うということを知りました。手の挙げ方も、指を全てそろえると上品に見えるということも知りませんでした」「特に90%以上も身だしなみで、人の感情を左右することに驚きました。よい身なりが第一印象で好印象を与えるのだと思いました。気をつけていたつもりでしたが、制服のしわや汚れまで考えていませんでした。職場体験ではもちろん、社会に出てからも身なりに気を配り、よい印象を与えられるようにしたいと思います」などの感想が書かれていた。
 職場体験学習のために行った「マナー講座」であったが、日頃の自分の振る舞いや服装、人との接し方などを振り返るよい機会になったと思う。