【豊田市立藤岡中学校】情報機器の適切な使い方を考える

 本校では、6月、全学年で情報機器の適切な使い方を考える道徳の授業を行いました。
 1年生は、資料「ネット将棋(出典「私たちの道徳」文部科学省)」をもとに、インターネットの匿名性について知り、直接、人と接するときよりも大胆になったり、礼儀を忘れてしまったりしがちであることに、話合いを通して気づかせることができました。
 2年生は、資料「『ケータイ依存』症候群(出典「キラリ道徳」正進社)を通して、思春期のこの時期にふさわしいコミュニケーションの在り方を話し合いました。導入で「ケータイ依存度チェック」を行い、現在の自分の依存度を確認したあと、依存症にならないためにはどうしたらよいかを話し合いました。「使用時間を決めている」「アラーム設定で気付けるようにしている」「一人の部屋では使用しない約束をした」など、今行っている工夫を出し合い、自分事として考えることができました。
 3年生は、無料通信アプリのグループトークを題材にした「NHKココロ部」の映像を取り上げました。相手が見えないというコミュニケーションツールの特性を確認し、その上で、人とのつながり方に必要なことを話し合いました。映像には生徒にとって身近な場面が多く、話合いが深まりました。
 携帯電話やインターネットが当たり前になっている現在、今後も道徳の授業を通して、上手に活用していこうという気持ちを高めていきたいと考えています。

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