【豊田市立市木小学校】文字だけで気持ちを伝えるメールの使い方を考えよう

 本校の5年生が、2週にわたって実践した情報モラル教育の実践を紹介します。
 道徳の教科書「生きる力」に掲載されている「知らない間のできごと」と「メールの使い方」の資料を使って、情報モラルについて考えました。本時は、励ますつもりで送ったメールが、本人の思いとは違う伝わり方をしてしまったことから、メールで気持ちを伝えることの難しさを考えようという実践です。
 文字だけが届くことを実感させるために、2枚目の絵から見せました。「試合で失敗したときに『最悪だったね。シュートミスしちゃってさ。次はがんばって』こんなメールが届いたらどんな気持ちになる?」と聞くと、「悲しい」「ひどい」「部活に行きたくなくなる」などの意見が出ました。そこで、実はメールを送った友達は、「今頃喜んでいるだろうな」と思ってるよ。と、4枚目の絵を見せると、子供たちは「えー、何で」と口々に驚きの声をあげました。
 そこで、1枚目の絵を見せながら、友達は励ますつもりだったことを確認し、誤解を招かないメールの文面を考えました。班で意見交流をして、メールの文面を吟味しました。班で作った文を全体で交流して、相手を励ましたいという気持ちが伝わるかどうかを意見交流しました。「『次がんばればいいよ』は、上から目線だからいい表現ではない」「『がんばって』は人事に聞こえるからよくない」「『次は絶対入るよ』は、プレッシャーになるから言わない方がいい」という意見が出ました。逆に「『すごく惜しかったよ。でもすごくいいプレーだったね』は、言われてうれしい」「『失敗は成功のもと。またがんばろう』は、一緒にがんばるって感じがする」といった意見でした。
 最後に「文字で気持ちを伝えるときに気をつけること」を考えさせました。「マイナスな言葉じゃなくて、プラスの言葉を使う」「自分が書いてもらってうれしくなる言葉を使う」「がんばろうとがんばっての違いが分かった」「ざっくり言ったり、省略して言わないようにする」など、自分たちが文字だけが届くメールを送るときに気をつけることを考えることができました。
 今後も、メールやスマートフォンの使い方など、情報モラル教育に継続して取り組んでいきたいと思います。