【豊川市立萩小学校】楽しいコミュニケーションを考えよう

 本校5年生は、コンピューターを使った学習に意欲的に取り組み、ユーチューバーになりたいと考える子供が27%もいて、興味がある子を含めると61%となり半数を超える。ほとんどの子が、PCやタブレット、携帯ゲーム機などを親の許可なく使える状況にある。
 そこで、SNSなどへの写真の投稿について考え、楽しいコミュニケーションとは何なのかを考えることができるよう、本題材を設定した。
 はじめに、アイスブレイクを行い、同じ質問でも感じ方は人それぞれであることに楽しみながら気付かせた。「子供たちに人気のからい料理の定番と言えば」という質問に、カレーと答える子もいれば、「麻婆豆腐」と答える子もいたことを知り、「みんなカレーと答えると思った」など感想を述べる子がいた。
 次に「どのような写真はネットに公開してもよいか」を考えさせるために、「あなたがネットに公開されたらいやな写真はどれか」と問い、寝顔、変顔、自分の部屋、自分の運動中、自分の食事中の写真を掲示した。公開してもよいと思う境界線を考えさせたところ、人によって「いやだな」と感じる写真が違うことに気付いた子が多かった。「仲間ならいい」という意見もあったが、それが仲間以外にデータが渡ったら、問題になることも話合いの中で出たので、ネット上では簡単にコピーされ、拡散することを伝えた。
 さらに、ネットで公開するときのルールを話し合うことで、ネットの特性を考え、写真の公開を慎重に行わなければならないことを確認した。
 最後に、SNSで実際にトラブルになりそうなメールの会話をもとに、相手の表情や雰囲気がわからないことから、受け取り方の違いについて話し合った。そこで、「相手が冗談で言っているのか、本気で言っているのかがわからなかった」などの意見もあり、トラブルを回避するためには、コミュニケーションを十分にとる必要があることを学ぶことができた。