【豊橋市立羽田中学校】情報モラル教育

 羽田中学校では、全学年で月に一度、朝の読書の時間を使い、情報モラル教育を実践しています。この活動を通して、情報機器を使ったトラブルの実例などを知ることによって、生徒自身の情報機器との付き合い方を見つめなおす機会になればよいと考えています。
 この時間では、各学年の実態にあった教材を準備し、生徒に自分ならどうするか考える場を設定したり、どう思うか問いかけたりしています。最近の実践では「動画アプリとアップロードについて」「ステータスメッセージの意義」について学習しました。生徒のふりかえりでは「軽い気持ちで行ったことが、こんなトラブルにつながるんだ」「記録が残り続けるということは知りませんでした。自分の行動にも気をつけたいと思いました。」等の意見が見られました。
 グローバル化・情報化する社会の中で、情報モラル教育は、今後ますます大切になってくると考えられます。私たち教師も、時代の流れに敏感になり、生徒がどのようなものにふれているのかを知ることが必要なのではないかと思います。また、時代が移り変わっても最終的に判断を行うのは生徒一人一人です。自分の頭で考え行動できる生徒を育てられる取組を今後も続けていきたいと思っています。