【碧南市立中央小学校】「個人じょうほう」ってなあに?

 3年生を対象として「個人じょうほう」ってなあに?と題して授業を行いました。事前アンケートで個人情報という言葉を聞いたことがある子は全体の70%程度であり、どんなものが個人情報かという質問には、名前、住所、電話番号などがあげられました。一方で、個人情報という言葉を全く知らない子供もおり、また、聞いたことがある子供の中にも、なぜ個人情報が大切なのかという質問には答えられない子が多くいました。
 この実態を受け、まずはどんなものが個人情報に当たるのかを学習しました。事前に子供たちにとったアンケートの内容から、子供たちがあらかじめ知っていそうなものを紹介し、その後、他にどんなものがあるのかを考えさせました。子供たちからは「好きなテレビ番組もそう?」「血液型も?」などのユニークな意見も出ました。今回の授業では、特に悪い人に知られると困る情報として「誕生日」「家族の名前」なども補足しました。
 次に、もし個人情報を悪い人に知られてしまうとどんなことが起こるかを、ビデオ教材を使用して学習しました。そして個人情報を守るためには、どうしたらよいかを話し合いました。子供たちは「知らない人に個人情報を聞かれても教えない」「困ったら大人に相談する」などの意見が出されました。
 授業後のふりかえりでは「個人情報が大切なものだと分かりました。知らない人に教えないように気をつけたいです」「友達に電話番号を教えてもよいかお母さんに聞いてみます」などの感想が見られ、個人情報への意識の高まりが感じられました。これからも、子供たちが自分自身の身を守ることができるよう、情報モラル教育を進めていきます。

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