【知立市立知立東小学校】 ふれあい班活動

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 外国人が多く住む知立団地の中心にあり、外国人児童が全校の約6割を占めている知立東小学校。本校では、1年生から6年生までが15のグループに分かれ、一緒に遊ぶ「ふれあい班活動」を実施しています。
 「ふれあい班活動」は、木曜日の給食後の40分放課に行われます。事前に5・6年生の児童がリーダー会を開き、各班の活動のめあてを決めたり、どんな遊びをするか話し合ったりしています。例えば、リーダーの5・6年生のめあては、「分かりやすく、遊びのルールを説明する」「困っている子がいたら、やさしく声をかける」などです。
 遊びを決めるときは、「だるまさんが転んだ」「ぐるぐるじゃんけん」「王様ドッジボール」など、低学年の児童も楽しく遊べる種目を選びます。また、当日はお手本を見せるなどして、分かりやすくルールを説明する姿が見られます。
 この活動を通して、異学年間の交流ができるのはもちろんですが、高学年の児童のリーダーシップや、下学年の友達に対する思いやりを育むことができます。また、1〜4年生の児童は楽しく遊びながら、かっこいい高学年のお兄さん、お姉さんの姿に憧れたり、ルールを守ることの大切さを身に付けていったりします。
 「ようこそ1年生集会」「6年生を送る会」では、代表の児童が知立東小の楽しい活動や6年間で心に残った思い出として、この「ふれあい班活動」のことを取り上げていました。児童にとっても、楽しく、思い出に残る活動であることが分かります。
 この「ふれあい班活動」では、日本を含め12か国のルーツをもつ多様な子供たちが、リーダーを中心に仲良く遊び、ときどき起こるトラブルも力を合わせて乗り越えながら成長していく様子がたくさん見られます。
 今後もこの活動を大切にし、東っ子の豊かな心を育んでいきたいと思います。