【豊橋市立南部中学校】たった一言のちがいで

 本校の生徒に実施したアンケートの結果から、現在多くの生徒が携帯やスマートフォンなどを所持し、無料通信アプリをはじめ多くのSNSを使用していることがわかった。SNSのトラブル防止とSNSの怖さを学ぶため、実話を基にした情報モラルの授業を行った。
【資料の内容】
 ふだん仲のよいグループ同士が、SNSを使って会話をしていたところ、誤解を生んでしまい、学校で無視されるようになった。文字だけだと正確に伝わらないことがあることを学び、生徒自身にSNSの使い方を考えさせる。
【生徒の感想】
・たった一言の違いで仲間外れにされるなんて怖い。
・絵文字を付けて相手に自分の思いが伝わる工夫をするべきだったと思う。
・受け止めるがわも、すぐに仲間外れにしないで、もう少し話を聞いてあげるべきだったと思う。
・文字だけで伝えるって難しいから、直接会って話すことも大切だ。
 生徒はSNSトラブルについて考え、送信するがわも、受け止めるがわも、気をつけて利用する必要があることに気づくことができた。また、文字だけのコミュニケーションでは伝えたいことが正しく伝わらなかったり、誤って伝わってしまったりすることもあるため、大切なことは直接会って伝えるということも大事にしたいという思いをもつことができた。