【西尾市立矢田小学校】 矢田心

 矢田小学校では、「あすなろ運動」を児童会が中心となって活動しました。
「あ」明るい挨拶では、朝のあいさつ運動を児童会と生活委員会で取り組みました。
「す」進んで発言では、発言強調週間を設け、全員が発言できるように取り組みました。
「な」なくそうごみでは、清掃強調週間で無言清掃運動に取り組みました。
「ろ」廊下は静かにでは、校内をパトロールし、廊下や階段を静かに歩くことを心がけました。
 特に今年度は、「あすなろ運動」と「思いやり活動」を合わせた「矢田心」の活動に力を入れ、「思いやりみえ〜る活動」に取り組みました。
 第1弾は、身近な人の親切や思いやりのある行動を「思いやりの旗」に書いて、みんなに知ってもらいました。児童会が旗を持って放課に校内を周り、思いやりの活動をした子に書いてもらいました。友達に優しくしたり、優しくされてうれしかったりしたことを書き、1000人近くの思いやりが集まり、大きな旗が出来上がりました。
 もっと目に見える思いやりをということで第2弾は、思いやりのある行動をした人にはがきで、手紙を書き、感謝の気持ちを込めて、自分の思いを伝えました。「僕が、けがをしたとき、大丈夫?と声をかけてくれて、保健室まで連れて行ってくれました。ありがとう。」「いつも笑顔でいてくれて、僕たちのことを思ってくれていてうれしいです。」と友達にも先生にも感謝の気持ちのこもった手紙を送ってくれました。この活動の第1弾、第2弾を合わせて、2040人が感謝の気持ちを伝えることができました。
 この二つの活動を1年間することで、かたちに見えないものを見えるものにすることはとても難しかったですが、「矢田心」を意識することで、学校生活の中で友達を思いやったり、高学年が低学年を思いやったり、感謝の気持ちをもつことができるようになってきました。

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