【豊田市立石野中学校】地域の伝統を受け継ぐ

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 本校の生徒は、地域の方を講師に招き、学区に伝わる芸能を学んでいます。内容は「水神囃子(ばやし)」「棒の手」「歌舞伎」「勘八太鼓」とバラエティに富んでいます。3年間同じ内容のものを学ぶ中で、歴史的背景についての理解を深めたり、講師の方から教えていただいたことを後輩に更に受け継いでいったりできる活動になっています。
 また、本校は全校生徒68名という小規模校ということもあり、一人一人が手をかけてもらい、目をかけてもらえる環境で、講師の方から懇切丁寧な指導をしていただいております。温かさの中にも、ぴりっとした厳しさがある、そんなめりはりの効いた指導を受けながら、どの生徒も自信をもって、演技・演奏ができるようになっていきます。
 一昨年からは、文化祭を地域の交流館まつりと合同開催するようになりました。より多くの方々に地域を愛する中学生の演技や演奏を披露する場が設けられたことで、今まで以上に世代を超えた交流ができるようになりました。今後も、「伝統芸能」を介して、思いが通じ合い、笑顔があふれる地域づくりに貢献していきたいと思います。