【北名古屋市立天神中学校】学校をきれいに!自主性を育むボランティア活動

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 今年度は、4回、草取りや落ち葉掃除のボランティア活動を行いました。
 自分たちが過ごす校舎・校庭をきれいに使えるようにするための除草や清掃であることはもちろんですが、何より、生徒が自ら進んで参加できる姿勢を育むことが一番の目的です。毎日の清掃ではない、朝のちょっと早い時間に登校して、除草や清掃に進んで取り組もうとする心が育てば、地域の行事やボランティア活動にも意欲的に参加したり、いろいろな人の役に立ったりすることに喜びを感じられるようになると考えます。
 体育大会前の校庭の除草、秋から冬にかけての落ち葉掃除など、4回のボランティア活動において、美化委員会の生徒が中心となり、募集や作業場所の割り振り、当日の運営を行いました。どの回にも、全校生徒の半数以上が参加し、割り振りに困ったこともありました。回を重ねるごとに、美化委員会の呼びかけにも熱が入るようになり、「もう一度力を貸してください」という内容のポスターも作りました。また、12月に行った落ち葉掃除では、保護者の方からもボランティアを募り、参加していただきました。
 活動後は、参加者がもう一度集合し、美化委員会がねぎらいの言葉をかけました。保護者の方が参加していただいたときには、お手伝いに対しての感謝の気持ちを全員で伝え、参加者全員がすっきりした、また、温かい気持ちになりました。
 参加した生徒からは、「暑い(寒い)中だったけれど、ごみ袋の数を見たら、一生懸命やったという気持ちになれた」という声が多数聞かれ、また、保護者の方からも「大勢の生徒が自分から参加していて、とてもよいことですね」とのお言葉をいただきました。
 校内の小さなボランティア活動が、地域や社会に貢献することに喜びを感じる心を育てる一助となればと思います。