【田原市立亀山小学校】依存症にならないために

 亀山小の5年生は、ゲームや動画閲覧が好きです。生活ノートにも、そのことがよく書かれています。しかし、夜遅くまで行っていたり、長時間行ったりすることで、次の日が元気よく過ごせないことが多くなりました。また、保護者の方からも、困ったこととして話に上ることがありました。
 そこで、情報モラル教育の一つとして、ゲーム(ネット)依存症について学習しました。「ゲーム(ネット)を邪魔されると、怒ったり、どうしていいかわからなくなったりする」「どんなに注意されても、ゲーム(ネット)時間が減らない」などのチェックリストを使って、自分の今の依存状態を確認しました。問題がない子もいましたが、半分以上が危険性があると診断されました。そこで、実際にゲーム依存症だった人のエピソードを聞き、その怖さを改めて知りました。
 次に、依存症にならないために、家庭でのルールづくりを行いました。まずは、子供たちがルールを考え、保護者と話し合いながら「わが家の情報機器ルール」を決定しました。その後、保護者の方から、「自分で決めたルールなので、しっかり守ることができている。」「自分できちんと考えて行動するようになった。」と報告がありました。子供たちは、この授業を通し、情報機器と適切な距離をとれるようになりました。

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