【稲沢市立法立小学校】縦割り活動「なかよしチーム」

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 「6年生として、バスレクを考えたり、班のみんなを引っぱったりして、大変だったけれど、その分やりがいがありました。」
 「私一人ではグループ全員を見ることができなかったけれど、5年生の2人が助けてくれました。私は、とってもホッとしました。…(中略)…最後に1年生から5年生が『楽しかったな』『また来たいなあ』などの声が聞かれ、楽しくてよかったなあと、心の中でつぶやきました。」
 これは、10月下旬に行った「なかよし遠足」の事後に書いた6年生の作文の抜粋です。
 本校では、一年を通じて縦割り班が決まっており、様々な活動を通して、「思いやりの心」の育成をはかっています。その中より3つの活動を紹介します。

1 運動会(9月)
 全校児童187名は、6つのなかよしチームに分かれています。まず6年生のチーム長が決まり、次にチームが編成されます。「パンジー」「スイートピー」「タンポポ」チームは白チーム、「スミレ」「チューリップ」「マーガレット」チームは赤チームです。9月の運動会では、なかよし競技が行われます。班7〜9人で力を合わせて、一つのみこしをかつぎ競います。背の高い高学年の児童が、小さい子の高さや足の速さに合わせて頑張っている姿がほほえましいです。

2 秋のなかよし遠足(10月)
 今年度のなかよし遠足は、名古屋市科学館でした。6年生は、事前準備として、低学年がどうすれば楽しく活動できるかという視点で、当日の計画を考えます。6年生は、低学年がはぐれないように手をつないであげたり、トイレに一緒に付き添ってあげたりしていました。低学年からは、「6年生の子が優しくしてくれたから楽しかった」という声が聞かれました。

3 読み聞かせ
 1月の公開日は、読み聞かせを行っています。練習として、1学期は6年生、2学期は5年生がチームのみんなに読み聞かせをします。6年生は、昨年度経験しているため、5年生にアドバイスをする姿が見られました。こうした先輩の姿を見て、来年、再来年へと引き継がれていくところがこの活動のよいところです。