【あま市立甚目寺西小学校】スマホの使い方、大丈夫?

 小学生のスマートフォン所有率は年々上がっており、スマートフォンが原因のトラブルが、本校でも少なくありません。特に、高学年においては、スマートフォンは生活の一部であり、なくてはならないものになっている児童も多くいます。本校においても、ネット上のトラブルが数件発生したこともあり、今後の使用方法やネットモラルについて学習する機会を設けました。
 始めに、「スマホの安全な使い方教室」というDVDを視聴し、ネットに潜む危険について学習しました。「個人情報は大丈夫?特に写真は要注意」「リアルに会うことの危険」「ネット犯罪の危険」「誤解からネットいじめへ」という構成のDVDで、とても分かりやすい内容でした。次に、これから自分が気を付けたいことを考えさせました。児童の振り返りカードからは「これからは怪しい人からメールが届いても無視をする」「写真を撮るときは背景に気を付ける」「アプリを入れるときは親に言う」という感想が見られました。この授業を通して、ネットの怖さを知るとともに、スマートフォンは、安全に使って初めて役に立つ道具であることを理解したようでした。また、保護者向けに啓発文書を配付し、家庭の協力も呼びかけました。今月には、講師の方を招いて、高学年向けに「ケータイ・スマホ安全教室」を行う予定です。
 これだけ多くの児童が毎日手にしているスマートフォン。我々教師も、今回の取組だけでなく、ネットトラブルにかかわる報道などを授業に取り入れ、日常的にネットの危険性を警鐘していく必要を強く感じました。