【稲沢市立千代田中学校】心を揺さぶる道徳互いに敬愛の念をもち、信頼し合い、高め合おうとする気持ちを育てるため、「遅刻と友情」という身近な学校生活の内容を取り上げ、主人公の心の葛藤をえがいた「吾一と京造」という資料を用いて実践を行いました。遅れてきた友人を待つかどうかという場面での話合いを通して、利害にとらわれず、思いやる気持ちを高めることができました。 また、多くの「生命」に支えられて生きていることを実感させ、生命への畏敬の念をもたせたいと考え、食肉として処理される牛との別れを悲しむ女の子の実話を元にした「いのちをいただく」の授業を行いました。「いただきます」「おいしいよ」といって肉を食べた女の子の気持ちに迫ることで、その後の給食では感謝の気持ちをもって残さず食べようという姿が見られるようになりました。 授業以外にも、地域のために通学路にあるごみを全校生徒で清掃する「クリーンキャンペーン」や、地域の祭りの会場の設営や清掃、片付けを手伝う「盆踊りボランティア」などのボランティア活動を計画的に行っています。 道徳を通して心情面を揺さぶり、日常生活や様々な行事などを通して豊かな心を養い、自ら考え実践していく生徒の育成を目指していきます。 |