【刈谷市立富士松東小学校】 朝のほめほめシャワー

 朝の会で日直が、「ほめほめシャワーをしましょう」と言うと、全員が立ち上がる。二人の日直は、教壇に立つ。そこから3分間、タイマーのカウントダウンが始まると、みんなが一斉に手を挙げ、相互指名が始まる。そして、日直のよいところを発言していく。
「A君は、いつも友達を誘って外に遊びに行くのがいいね」
「Sさんは、字がていねいでいいね」
「A君は、いつも算数の発言を頑張っているね」
「Sさんは、体育の鉄棒をすごく頑張っていたね」
「A君は、健康観察の返事がいつも大きくていいね」
 男女関係なく、どんどん褒め合う。話すときのルールは、褒める人の顔を必ず最後まで見ながら言うこと。友達に目を見ながら褒めてもらうと、褒められた側は、照れくさそうにほほえんだり、うなずいたり、「ありがとう」と小さな声を返したりしながら聞いている。子供たちの褒める内容は、素朴で、素直で、温かい。時にはその子にしか分からない習い事での情報まで出てきて、よく見ているなあと感心させられることもある。
 発言し終わるごとに着席していき、ほぼ3分間で全員が座る。その後、日直が挙手をし、感想を言う。
「みんなに褒めてもらえてうれしかったです」とA君。
「朝から褒めてもらえて、今日一日元気に過ごせそうです」とSさん。
ここで、全員発言も達成!
 朝のほめほめシャワーの時間は、教室全体が温かく心地よい雰囲気に包まれる素敵な時間です。