【尾張旭市立瑞鳳小学校】情報モラルの授業実践

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 携帯電話やスマートフォン、タブレットやPC等の急速な普及に伴い、高い利便性が得られる一方、子供たちがオンラインゲームやSNS等の利用を通じて、ネット依存やネット被害、SNSによるトラブル等、情報化の進展に伴う新たな問題に遭遇することが危惧されている。
 本校の高学年においても、80%以上の子供たちが、何らかの形で情報機器と関わっており、それらの適切な使い方を自分たちのこととして考えさせるために、5年生において「NHK for schoolのスマホ・リアル・ストーリー」を活用して、授業実践を行った。スマートフォンのオンラインゲームによる課金、SNSによる言葉の誤解やネット上の出会い等についての動画を見ながら、トラブルになってしまう経緯や、まさかの事態を未然に防ぐために気をつけることを考えさせた。オンラインゲームについては、「時間を決めて行う」「家の人がいるところで行う」「課金をしない」「わからないことは相談する」等のルールを保護者とともに決めて行うことや、SNSについては、「言葉の使い方に気をつける」「送る前に内容を確認する」「個人情報を載せない」「絶対に会わない」等の安易な言動に気をつけることが大切であるという意見が出された。実際にあったストーリーを目の当たりにして、子ども達は真剣に課題に向き合うことができた。
 今後も、より一層子供たちにとって身近になる情報社会を、安全で快適に過ごしていくために、総合的な学習の時間や学級活動の時間等を使って、情報モラルを身につけさせていく必要がある。