【設楽町立津具中学校】お年寄りとともに過ごす心温まるひととき

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 本校の生徒は、毎年近隣にある介護施設「偕楽園」を訪問しています。1学期に2年生、2学期に1年生が、お年寄りと一緒に楽しむ交流をしています。さらに、全校生徒で訪問し、合唱を聴いてもらう機会ももっています。これは、本校の合唱発表会に来場することが難しい偕楽園の利用者の方たちのために、7年前から始めた行事です。今年も、生徒たちは「お年寄りの方たちに楽しんでもらいたい」という思いをもって全校合唱や学年ごとの合唱を披露しました。また、みんなで一緒に楽しめるように、利用者の方たちにとってもなじみの深い「ふるさと」や地域の歌「北設楽郡歌」なども歌いました。
 設楽町の山間部に位置する本校の全校生徒は19人。人数は少ないですが、その分一人一人が活躍し、お年寄りの方たちとたくさんふれ合うことができます。写真にあるように、この日の訪問でも、合唱の合間のふれあいタイムには、生徒が利用者の方の肩たたきをしたり、手を握りながら笑顔でお話を楽しんだりしました。
 利用者の代表の方から「みんなが来てくれて本当によかった。一緒に歌えて楽しかったよ。ありがとう。」と感想をいただきました。その後、おやつを一緒に食べ、利用者の方が自宅へ帰るのを見送りました。世代を超えて思いが通じ合い、笑顔があふれ、心がとても温かくなる会になりました。