【日進市立相野山小学校】顔写真は大切な情報〈めあて〉 肖像権について考えよう。 〇 肖像権とは何かを知る。 〇 顔写真の取扱いには注意が必要なことを知る。 「送った写真のゆくえは・・・?」(NHKティーチャーズライブラリーの「スマホ・リアルストーリー」第5回)のビデオを視聴しました。 友達のスマホに送った自分の顔写真が、無断で加工され、本人の知らないところで無限に拡散していってしまうこわさを描いた内容でした。 まず、登場人物の考えと行動、その結果起きたことを、一つずつ確認しました。 A子:一番のなかよしB子に送ったメールに、自分の顔写真を添付する。 B子:「女の子の写真をもっていない?」というC男の依頼に、A子の写真を転送する。 C男:軽い気持ちでA子の写真を加工して、別の友達に送る。 その後、もらった友達が、おもしろがってどんどん別の友達に送る。 翌日、A子が登校したときには、いろいろな友達がその写真を見ていて、A子を笑っていた。 B子とC男は、A子に謝罪したが、拡散した写真は回収できない。 次に、子供たちに感想を聞きました。「C男が悪い」「いや、B子が悪い」 という声が上がる中で、B子もC男もA子に対して悪気があったわけではなく、「たのまれたから」「おもしろいから」という軽い気持ちでやったことが、大変なことになってしまったこと。また、一度広まってしまった写真は、取り戻すことができないので、A子に謝っても取り返しがつかないこと。だから、顔写真の取扱いは慎重にしなければならないことを学習しました。 |