【半田市立雁宿小学校】みんないきいき「なかよし団活動!」

  本校では、1年生から6年生の全校児童を縦割りで10の団に分け、「なかよし団」を構成しています。この「なかよし団活動」は、異学年同士の交流を図り、集団の一員としての自覚を深め、協力する態度を育成することを目的としています。団は一年間固定であり、年度当初に、団長、副団長を中心に、動物の名前を使って団の名前を決めます。今年度は、チーター団、アザラシ団、フクロウ団、イルカ団、シャチ団、オオカミ団、パンダ団、イヌ団、ツバメ団、カンガルー団の10団です。
 そしてさらに、団の中を5つの班に分け、班内の低学年と高学年(ペア学年)同士でバディを組み、このバディで様々な活動を行います。本校では、運動会も「なかよし団」対抗で行われ、バディで競技に参加します。バディと一緒に綱を引いたり、互いに応援し合ったりする姿はとてもほほえましいです。また、秋の一大行事「かりやど祭り」でも、団で「なかよしラリー」というゲームに参加し、団の結束を強めています。
 さらに、火曜日の大放課は「なかよしタイム」といい、団ごとにゲームなどをして交流を深める時間となっています。ゲームは、団長を中心とする高学年が計画・運営しますが、いつも「低学年でも楽しめるように」ということを意識して、話合いが進められています。「なかよしタイム」では、高学年が低学年と手をつないで走ったり、低学年に取りやすいボールを投げたりする姿が見られ、思いやりの気持ちが育っていると感じます。
 この「なかよし団活動」を通して、高学年は低学年に対する思いやりの心を育み、低学年は自分のバディを慕って頼りにする気持ちが高まっています。今後も、高学年と低学年が互いに仲良く協力して活動する姿を見守っていきたいと思います。

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