【豊橋市立青陵中学校】人権週間から「いじめ」について考えよう

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 12月4日からの人権週間にあわせて、「いじめ」についての学年道徳集会を行いました。体育館で、コの字型に座り、意見を述べる生徒がそれぞれ前にあるマイクまで出てきて話をするという形式です。
 始めに、人権週間についての説明があり、生徒たちは人権という言葉から連想されることを発表しました。そして、その中から「いじめ」について取りあげました。「いじめ」になるのはどんな行動からか、「いじめ」が原因で起きる被害は何かを考え、更にいじめる側の心の状態についても話し合いました。
 いじめられている場面に出くわしたとき、いじめられていると一見して気づかない場合があります。また、いじめがいけないことはわかっているのに、いじめが起きるのはなぜなのか、生徒一人一人に、いじめられるとどんな気持ちになるだろうかを考え、発表してもらいました。すると、いじめている人はいじめていることに気がつかないことや、いじめられると「学校に行けなくなる」「自傷行為をしてしまう」「自殺をしてしまう」といった意見が出てきました。そこで、いじめはいけないことを学年全体で確認した後、なぜ「いじめ」をしてしまうのかも考えました。すると、「気の強い人に気に入られるため」「自分を守るため」といった意見が出てきました。
 集会の締めくくりには、「いじめ」の構図の説明と、「いじめ」は人権侵害であることを司会者の教員から伝え、教室に戻って個人の振り返りを行いました。
 生徒の振り返りからは、「いじめ」はいじめる側がおもしろ半分であっても、相手にとっては心を大きく傷つけられるものである。いじめをなくすために、誰もが安心して過ごせる学校、学年集団にしていかなければならないということが書かれていました。
 「いじめ」について、真剣に向き合うことができた学年道徳集会となりました。