本校では、異学年交流や幼保小交流に積極的に取り組んでいます。小１プロブレムの発生は、家庭のしつけや自己の抑制にその要因があると言われています。このことを考慮し、入学前の保護者へのワークショップ型小学校説明会、新１年生のチャレンジ教室、小学校教諭の保育所実習、幼稚園・保育所への訪問、入学後のスタートカリキュラムなどを年間計画に組み込んでいます。
　その一つとして、先日、保育所や幼稚園の園児を招いて、１年生が秋祭りを行いました。ふだんはお世話してもらったり、教えてもらったりする１年生が、この日ばかりは立派なお兄さんお姉さんです。魚釣りゲームやどんぐりを転がすゲーム、ファッションショー、迷路遊び、ボウリングなど盛りだくさんのコーナーで園児たちをもてなしていました。お客さん（園児）が途絶えると、「○○ゲームは楽しいよ。ぜひきてね。」「いらっしゃいませ。」と呼び込みにも積極的に取り組みました。
　去年は園児として参加していた秋祭り。今では相手の様子を見ながら臨機応変に対応できるまでに成長しました。かわいい１年生が、更にかわいい園児とかかわる姿がとてもほほえましく、今後の成長が楽しみになりました。