【豊川市立天王小学校】 情報モラル 高学年の取組

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 オンラインゲームやSNSによるトラブルを未然に防ぐために、養護教諭と連携を図り、保健学習や社会科と絡めながら、4年〜6年において情報モラル教育を実践しています。
 養護教諭による生活調査を、全児童対象に行った結果、ゲームに使う時間の割合が多い子がいることが分かりました。そこで、4年保健授業「けんこうな生活」の中で、子供たちに「1日のタイムテーブル」を作らせ、自分の生活を見つめ直すきっかけとしました。そして、養護教諭が授業に参加し、体や心への悪影響について話をしました。
 5年では、社会科「情報化した社会と私たちの生活」の中で、子供たちにとって身近になっている携帯(スマホ)を切り口に、SNSのよさと問題点を考える授業を組み込みました。SNSの利便性を認めつつも、問題点も多いことを確認し、SNSの使い方を考えさせました。子供たちもSNSによるトラブルへの怖さを感じているので、心構えやマナーについて、自ら考えていくことができました。
 6年では、様々な教科でパソコン室を利用するため、随時、インターネットにおける注意を促しています。また、携帯会社の方を講師としてお迎えし、「スマホ・ケータイ安全教室」を行いました。
 今後は、保護者に向けてどう啓発していくかが課題です。親の意向で安全のため携帯を持たされている子供たちもいます。学校だより・学年通信を通じて、学校と保護者が連携して、子供たちを守り支援していきたいと思います。