【半田市立乙川小学校】 親子情報モラル教室

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 本校では、毎年9月の学校公開日に、講師を招いての情報モラル教室を開催しています。今年度は、短期大学の教授を招いて『親子情報モラル教室』を開催しました。対象は4、5、6年生児童とその保護者と1、2、3年生保護者の希望者で、体育館満員の大盛況ぶりでした。
 「これで安心!ネット社会とスマートフォン」のタイトルで講演が始まりました。小学生で実際にあった事件を紹介しながらの講演でした。その中のお話を紹介します。
(1)文字コミュニケーションの難しさ 
 無料通信アプリやメールでは、相手の表情がわからないし、文字では自分の思ったことが相手に伝わらないことがある。それでトラブルになり、いわゆる「はずし」になることがある。
◎おぼえておこう
 ・やさしい気持ちで文を書こう。
 ・急がず、落ちついて文字をうとう。
 ・トラブルが起こったら、相手に聞いてみよう。
(2)送った写真の行方は
 無料通信アプリなどで簡単に画像が送れて便利であるが、肖像権や著作権があることと、ネット社会では拡散してしまうと消すことができないので、慎重に行わなければならない。
◎おぼえておこう
 ・人の写真は絶対送らない。
 ・自分の家族の写真も送らない。
 ・ボタンを押す前に少し考えよう。
(3)課金システムに気をつけよう
  ペアレンタルコントロールを使って、フィルタリングをかけたり、ルールを決めたりし、常に利用状況を保護者が把握することが大切である。
◎おぼえておこう
 ・一人で勝手に使わない。
 ・フィルタリングをかけてもらおう。
 ・ボタンを押す前に少し考えよう。
 最後に、テレビを見ながらスマホを使うと、脳が破壊されるという話と、勉強2時間ネット2時間より、勉強30分ネット30分の方が理解度が高いという話があり、子供たちはとても驚いていました。
 今回の「親子情報モラル教室」は、ネット社会の恐ろしさを親子で考えるとてもよい機会となりました。