【武豊町立武豊小学校】充実した読書活動

 10月25日、本校の5、6年生の児童を対象に『おへその会』による読み聞かせが行われました。『おへその会』とは、武豊町内の児童館を中心に読み聞かせを行っているボランティア団体です。
 当日は、「かきのきマン」と「雪女」の2作品の読み聞かせが行われました。どちらの作品も音楽を効果的に使い、本の物語の世界観を作り上げていました。朗読が始まると、子供はすぐに本の世界に引き込まれ、夢中になって読み聞かせを聞いていました。
 児童からは、「大きくなるにつれて本はあまり読まないからこそ、本を大切にしたいです。」「自分で本を読むだけでなく、人に読んであげても楽しそうだなと思いました。」といった感想が聞かれました。ただ楽しかったという感想に終わるのではなく、これからもっと本に親しんでいきたいという意欲的な感想が多かったのは、今回の読み聞かせが、子供の心に響いた証拠なのだと思います。
 本校では、毎日8時20分から朝の読書タイムがあります。5分前の予鈴が鳴ると、児童は自然に自分の席に座り静かに本を読み始めます。1年生の頃から習慣になっている読書タイムは、武豊小学校の児童を読書好きに育てました。他にも、図書ボランティアによる読み聞かせや、ペア読書など、多くの取組が行われています。これからも、児童の豊かな心を育むため、読書活動の一層の充実を図っていきたいと思います。

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